ロンドンの暮らしについて。(三か月目の記録)

そろそろ、ロンドンに滞在して三か月が経ちます。

この前、中国語のmeet upで会ったワーホリの香港人の子と話してた時。
彼女は渡英8か月、現在オフィスの仕事をしていて、労働ビザの可能性も会社から打診されてるよう。移民に厳しいロンドンでビザを取るのは至難だし、すごいいい機会だねと言ったのですが、
「でも、長くロンドンにいたいかは分からない、、寂しい気がする」とのこと。

彼女は私と歳も同じくらいだし、この寂しいというのは新しい環境になって起こるホームシックとは別のような気がしました。ブログやツイッターで渡英されている方のコメントを見ても、結構多いのが「長く住みたい街ではないかも。。」「日本に帰りたい。。」「仕事として割り切ってきてる」などなど。

ロンドンってもしかしたらすごく孤独を感じやすい都市なのかなと、素敵な文化や環境があったとしても。

私はロンドンに来る前、香港にいながら旦那のいる環境と自分の環境の違いを感じてました。
香港も国際的で人が来たり去ったりを繰り返す街なのですが、決定的に違うのはとにかく忙しく人に会う、そうじゃないと置いてかれるような雰囲気。周りの人も、週末は一日に何個も予定を入れて、朝はハイキング、ランチを他の人と食べて、夜は友達の誕生日会というのは普通。集まりには老若男女が違和感なくいるし、当時独身だった私にもたくさん週末遊んでくれる人いました。
時には、友達と将来のことを不安に思ったりしたこともあったけど、それを紛らわすくらいの忙しさが香港にはあって、私も遠距離恋愛で自由に時間があったのもあり、週末は片道一時間半電車で中国の深センに行って北京語を勉強して、夕方帰ってきたら、夜ご飯を友達と食べに行くというのをよくしてました。物質的で疲れる時もあるけど、エネルギッシュで大好きな街でした。

そうやって、目まぐるしく動く私と違い、ロンドンに住む旦那の生活はスロー。
週末は朝の掃除をしたり、家でご飯を食べて、友達とパブで飲んで、夜はまた家で過ごしたり。
時間の流れ方の違いが明らかでした。

そうして、今私の生活はどうかというとすっかりロンドンモードで、家で自炊をして、ゆったり旦那と映画を見て、週末は近くの街にコーヒーを飲みに行く。一日に空白がちゃんとあるのがロンドン。

ずっと遠距離だったので旦那と一緒にいたり共有できる時間が今のところ嬉しいけど、もし、私がロンドンに自分一人で来たとしたら、期限を決めて出来る限りの経験をしてまたどこかの国に行ったり、日本に戻るのもありかなと思います。
そういう意味では、2年もいれるイギリスのワーホリってとってもいい仕組み。ちなみに香港ではこのビザ定員割れで申請すると必ず取れる状況だそうです。(元イギリスの植民地だったので、イギリスのパスポートを持っている人が多いのも理由。)

これからのイギリス生活、一年ぐらいしたらもう少し見えてくるかな。



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